POS4U

POS4Uとは、「オープンで拡張性の高い、.NET時代のPOSアプリケーション・フレームワーク」です。

特定業種向けのPOSパッケージ開発や、特定ユーザ向けカスタマイズソリューションのベースソフトとして、またエンドユーザ様が自社のPOSシステムを自主開発するための開発キットとしてご活用いただけます。

製品コンセプトと特徴

Plugin Architecture

ソースコードを修正することなしに、プラグイン・モジュールの差替/追加により、機能拡張を行うことが可能です。また、他社製プラグイン・モジュールの利用など、ソフトウェア部品の組み合わせによるPOSアプリケーションの実現が可能になります。

World Ready Design

ロケールの設定変更により、文字/画像などのリソースをその国・言語などに対応したものに動的に切り替えることが可能なため、ローカライズ用のリソースファイルを追加することにより、その地域に合わせたアプリケーションにカスタマイズすることが可能です。

Pure .NET

100% C#によるマネージドコードで開発しています。.NET Frameworkが稼動する場所ならどこでも、動作可能です。VB.NETなど.NET 準拠のプログラミング言語を使用して、拡張プラグインの開発が可能です。Windows Presentation Foundationに対応しているため、よりリッチで魅力的なユーザインタフェースの開発が可能です。

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統一フレームワークとして活用

多業種多業態に合わせたカスタマイズが追加拡張により可能であり、また、国際化を意識した設計になっている為、海外を含めたグループ企業の統一フレームワークとして活用いただけ、開発やメンテナンス費用/期間の削減に大きな威力を発揮します。

カスタマイズソフト資産の長期活用

アプリとフレームワークのインタフェース互換により、カスタマイズソフト資産の長期活用が可能です。また、本フレームワークをベースにしているPOSパッケージ間のカスタマイズソフト資産の移行が容易になります

製品開発期間の短縮

標準プラグインに基本的な機能を装備しているため、自社ノウハウを拡張プラグインとして差替/追加するだけで、自社独自のPOSパッケージを短期間で開発/販売することが可能です。

メンテナンス工数の削減

ソースコードの分岐によるカスタマイズから脱却することができます。バグ修正、法改正などに伴う機能追加/修正などが発生した際のメンテナンス工数を大幅に削減することが可能です。

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POS業界標準プラットフォームである「POS Ready / WEPOS」に対応し、アプリ実行環境としては.NET Frameworkの最新版である3.5に対応しています。

POS4Uフレームワークとプラグイン間のインタフェースは、今後のバージョンアップ時にも、互換性を考慮した設計を行い、例えばVer.1のプラグイン・モジュールがVer.2のフレームワーク上でも動作いたします。

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画面/RJ印字デザインから、価格決定/税計算のロジックまで、プラグイン・モジュールとして追加や差替えが可能です。 拡張ポイントが定義済みのプラグインと、自動ローディングされるプラグインの2種類があり、柔軟な機能拡張環境をご提供いたします。

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項目 POS4U メリット
ベース技術 Microsoft .NET Framework 3.5 レジストリへの登録不要 外部システム相互運用性向上
言語 100% C# (VB.NETでの拡張可能) 完全なオブジェクト指向デザインのサポート
データベース SQL Server 2008 / Express XMLフィールドサポート、再帰テーブル構造サポート
データベース連携 ADO.NET / 型付DataSet データベース拡張時のメンテナンス性向上
通信 Windows Communication Foundation http, tcp, named-pipe, mqなどのプロトコルを切替可能
ソフトウェア構造 フレームワーク+標準プラグイン 多業種多業態対応のベースソフトとして活用可。
カスタマイズ手段 差分追加コーディングによるアドオン フレームワーク、標準プラグインソースコードは無傷
プラグインサポート 定義ファイルから動的オブジェクト生成 、一部機能は自動ローディング オブジェクト動的生成/プラグイン自動ローディングメカニズム
取引ログ形式 XML表現(1テーブル、1レコード) 集計、転送などの1取引単位が明確
デバイスI/F POS for .NET / OPOS プラグアンドプレイのサポート
国際化 ロケール設定による切替(追加リソースファイル要) + プラグイン差替 言語、画像、通貨、表示/印字フォーマット
レシート復元 シリアル化ファイル(メモリインスタンスをバイナリ保存) 機能拡張時、取引ログ項目への影響なし 復元漏れなし
メモリ管理 ガベージコレクターにより自動解放(明示的に解放も可能) メモリリークによるスローダウンからの解放
画面作成技術 Windows Presentation Foundation / XAML Direct3Dによる高速描画/フォント表現などが圧倒的に美しい
画面表示方法 ラベルコントロールのプロパティ設定/グリッド、パネルによるグループ化レイアウト機能 レイアウト変更時に、コード変更不要
画面デザイン 2009年11月,カラーユニバーサルデザインの認定を取得 色覚の個人差への配慮、操作ミス削減

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